ケアマネージャー(介護支援専門員)について

ケアマネージャー(介護支援専門員)について

ケアマネージャー(ケアマネジャー)の正式名称は介護支援専門員と言います。2000年に施行された「介護保険法」により新たに定められた公的資格ですが、新しい資格ながら社会的認知度や注目度は非常に高く、医療や福祉の現場においても有資格者は高く評価されています。

ケアマネージャーの主な仕事は要介護・要支援認定の人に対して、一人ひとりに適切な介護サービスを提案するためのケアプランを作成したり、介護保険施設との連絡や橋渡しを行います。


ケアマネージャー資格は介護系資格のなかでもトップクラスとされているため、受験内容も難易度が高く、医療・福祉系資格の有資格者で5年、無資格なら10年の実務経験が必要となります。つまりその分、信頼度や認知度、注目度が高いというわけですね。

介護保険制度の変更に伴い、ケアマネージャーの訪問介護への参入も可能になったわけですし、介護保険法では委託介護支援事業者は介護サービス利用者50人に1人の割合でケアマネージャーを置くことが定められています。これからの高齢化社会を見据えると今からまだ求人が増える職業と言えるでしょう。

ケアマネージャには介護・福祉に関する幅広い知識と、介護者毎のケアプランニングができるコーディネート力、体の不自由な方やお年寄りの立場になって考えられる力が必要です。ケアマネージャー資格を取得したからといってすぐにケアマネージャーとしての仕事ができるわけではないようで、要介護認定・ケアプランの作成を中心に演習・実習形式で行われる実務研修を受けたのちに晴れて一人前のケアマネージャーとして働けると言うわけです。


この資格の合格者のうち、約7割は看護師・介護福祉士だと言われています。又、同じく約7割を女性が占める資格ですが、体力勝負な仕事ですので、男性の進出もこれから期待できそうな職業です。


 ●介護・福祉関連の就職・転職・求人ページなら
         ⇒ ⇒ ⇒  『就職・転職応援サイト 介護・福祉関連』

 ●介護・福祉関連以外の就職・転職・求人ページなら
         ⇒ ⇒ ⇒  『就職・転職応援サイト』