移動介護従事者について

移動介護従事者について

移動介護従事者とは、2004年まではガイドヘルパーと呼ばれていた人のことで、所定の講座・研修を数日受講すれば資格取得が可能で無試験となっていますので、各都道府県・指定都市の福祉担当課、または各都道府県福祉人材センター・福祉人材バンクにお問い合わせください。

移動介護従事者は障害をもつ人のサポートのため、歩行や車いすの介助、代読や代筆といったコミュニケーション支援、更衣介助を行うのが主な業務です。


移動介護従事者を名乗るのに試験は必要ありません。数日の講習と研修を受講するだけでいいので、持っているのと持っていないのでは就職・転職・求人の際に大きな差はないでしょうが福祉系の就職・転職・求人を考えている人は取得しておいて損はないでしょう。

移動介護従事者の転職・就職・求人先としては在宅介護サービス会社、訪問介護サービス会社、老人ホーム、障害者施設や福祉施設、病院などが主な活躍の場として挙げられます。又、ビジネスチャンスの多いとされるこの福祉業界への参入を考えている運動機器メーカーや介護用品レンタル会社、スポーツクラブや地方自治体の介護予防事業を受託している会社などの求人も視野に入れてもいいかもしれません。


日本の高齢化社会問題は深刻ですし、障害をもった方を確実にサポートできる人材への需要は高まる一方。今後も新しいビジネスチャンスを含みつつ、これまでの福祉施設からの求人もなかなか減らないばかりか、増加の傾向にあると見込まれています。今後ますます、求人ニーズも資格人気も高くなる資格となるでしょう。

移動介護従事者研修期間は視覚障害者介助で20時間、全身障害者介助で16時間、知的障害者介助で19時間が最低基準となっていて、ホームヘルパー2級以上の資格取得者は研修が一部免除される場合もあるようです。移動介護従事者研修の受講費用は研修会社によって異なりますが、1講座あたり2〜3万円が相場になっていて、全身障害者介助と視覚障害者介助の2講座セットで4〜5万円という講座が多くみられます。。


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